クリフォード一行は、ポールのアドバイスによって、「交易都市リューン」を訪れることになりました。ここでは、冒険者にとって必要不可欠なスキルを覚えることができるからです。

クリフォード、ウォルター、ラヴィニア、ユーナの4人は、「CardWirth」と呼ばれる世界へ迷い込んでしまいました。空腹と疲労に耐えながら散策を続けていくうちに、彼らは「藤紫の宿」へと辿り着きます。しかし、彼らはこの世界の通過を持ち合わせてはおりません。宿の親父に事情を話し、ようやく体力を回復させることができました。しかし、もちろん無償というわけにはいきませんでした。彼らは宿代をツケにしてもらう代わりに、冒険者稼業を始めることになったのです。これから始まるのは、そんな彼らの冒険談なのです。