地方領主のビロード公から、ゾンビ退治の依頼を受けることになったクリフォード一行。貸衣装屋から礼服を借り、作法も完璧に叩きこみ、準備は万全です。しかし、依頼人に会いに行く途中、橋がなくなっていることに気づきました。待ち合わせの時刻まではあと一時間。依頼人は、時間に厳しいと評判の人物です。しかし、次の橋までは大きく遠回りしなくてはいけません。通行人に教わった近道には、なんと討伐対象のゾンビたちが。礼服を着ている彼らは、ゾンビと戦える状態ではありません。さて、彼らの運命は……?
- クリフォード
「はぁ、今回は、散々な目に合いましたね。」 - ウォルター
「あんなに苦労したのに、儲けがたったの305SPだなんてな……」 - ユーナ
「ゾンビ臭かったし!最悪ー!」 - ラヴィニア
「ホント、あの執事が時間をちゃんと伝えてくれてたら、こんな苦労もしなかったのに。」 - ウォルター
「お前さんは汚れなかったんだから、まだマシな方だろうよ。」 - ポール
「さて、結局俺達は洞窟を突っ切ることにしたわけだが、回り道していたらどうなったんだろうな。」 - ステラ
「いや、回り道していたら回り道していたで、おそらく何かしらあっただろうよ。人間というものは、必ず後悔するようにできているのだからね。」 - ウォルター
「はぁ…この前の依頼が美味しかっただけに、ダメージがでかいぜ…。」 - ユーナ
「次はきっといいことあるよ。」 - ウォルター
「はは、ありがとよ。」
コメディタッチのショートシナリオです。私の好きなシナリオの1つでもあります。貧乏クジ系ということで、冒険者がひたすらヒドい目に合います。途中の選択肢によって展開が変わったり、最終的に利益になる金額が変わったりと、何度やっても面白いシナリオです。済印をつけるまでは何度もプレイできるようですので、いろいろためしてみるのも面白いかもしれませんね。あと、今回の冒険で、ポールのレベルが上がりました。
- シナリオ名
- Sad in Satin
- 製作者
- Pabit様(寝る前サクッとカードワースvol.2)