ある人物を追ってドリーゼル公国にやってきたクリフォード一行。しかし依頼には失敗。傷心のまま帰路につくことになりました。その道中、突然濃い霧が発生し、一行は森から出られなくなってしまいました。彼らの前に現れたのは、「霧呼び」を名乗るフォルカという青年。果たして、一行はこの森から出ることができるのでしょうか。
- ラヴィニア
「はぁ、依頼はこなせないわ、足止めは食らうわ、散々な目に遭ったわね。」 - ウォルター
「結局タダ働きになっちまったしな。勘弁してくれよ。」 - ステラ
「しかし、フォルカたちを救うことができた。それで十分ではないか。」 - ユーナ
「ムルムン様、だっけ。喜んでたよね。」 - クリフォード
「えぇ。私達が森を通らなかったら、あの森はずっと…。」 - ウォルター
「なぁ、俺達はいつから慈善事業家になったんだ?」 - ポール
「ははは。そいつは面白いな。死霊関係を専門に扱うボランティアってな。」 - ウォルター
「ったく。前回は報酬があったから良かったけどよ…。」 - クリフォード
「まあまあ、次は依頼を選ぶ際に気をつけますから。」 - ウォルター
「そういや、お前さん、今度奢ってくれるんだったよな?」 - クリフォード
「え?」 - ウォルター
「夜の見張り、代わってやっただろ?」 - クリフォード
「本当、細かいことを覚えているんですから…。」 - ラヴィニア
「とにかく、私達は二度と森から出られないところだったのよね。次からはもっと気をつけないと。」 - ステラ
「もう閉じ込められるのは嫌じゃのう。」 - ユーナ
「次はもっと楽しい依頼になるといいね!」
ストーリー重視のミドルシナリオです。森の中に閉じ込められてしまった冒険者たちが、依頼人の家で数日過ごすことになるのですが、キャラクターの性格によって、何をして過ごすのか変わる…というのが面白かったです。残念なことに、一日寝て過ごすずぼらな人はいなかったのですが。あと、全体的に怖い雰囲気が楽しめますので、そういったシナリオが好きな方にはオススメします。
- シナリオ名
- 晴れ知らず森
- 製作者
- ヒロタ様